ども!群馬のサウナーきじまです。
今日はよく誤解されているサウナあるあるいってみたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください!
ロウリュと熱波は別
ではまず1つ目の勘違いあるある。
これが一番多いのではないでしょうか?
よく温泉施設へ行くと「○○時〜ロウリュウアトラクション」
とか見かけますが、まず正式にはフィンランド語でloylyと書いてろうリュウ〜って延ばさないみたいですね。(細かすぎるか
一般的には「ロウリュウ」が浸透しているようですし、こちらの方が発音しやすいですが、サウナに関する著書やサウナに力を入れた施設では必ずと言っていいほど「ロウリュ」と記載されています。
そしてこの「ロウリュウ」=熱波を受けるとセットで捉えられがちですよね。
あくまでロウリュはサウナストーンにじゅわ〜っとアロマ水やヴィヒタ水をかけて蒸気を発生させる事。体感温度が上がり、一気に汗が吹き出します。

熱波を送る事は「アウフグース」と呼びますね。
ちなみにアフグースはドイツ語です。辞書で調べたところ「煮出し」だそうです。ドイツもかなりのサウナ大国で、なんとアウフグースの世界大会もあるのだそうです。
ちなみにドイツのサウナは脱衣所から混浴だそうです。隠す方が恥ずかしいという雰囲気のようです。日本でもぜひ
という事でロウリュとアウフグース(熱波)は別物という事で!
100℃より80℃の方が熱い!?
サウナーなら誰しもサウナの温度って気になりますよね。
私もサ室に入ったら必ずチェックしてしまいます。

ちょっと前までは温度で全てを判断しようとしていたので、温度が高ければ高いほど良いと勘違いしていました。
しかし気付きました。サウナは温度じゃなくて湿度だと。
上でも書きましたが、ロウリュの目的は湿度を上げて体感温度を上げる事。
ではなぜ湿度が上がるとあんなに熱くなるのでしょうか?
答えは「熱伝導」です。

熱って何か物を伝って我々の体に届くわけなので、空気自体を温めるって東大に入る事よりムズいんですよね。
住宅の断熱材、フライパンの持ち手の木、発泡スチロール
これらに共通する事は全て「空気を含んでいる事」です。空気はなかなか熱を通さないのです。
サウナ室はどうでしょう?
座面で火傷しないように無垢の木で出来ていて、更にマットが敷かれていますよね。あれが木ではなく鉄板で出来ていたらもっともっと熱くなるでしょうが、お尻が焦げますね。
そして室内はほぼほぼ空気。そこに蒸気を加える事で水分が熱の橋渡しになっているという事です!!

サウナと木の関係についてはこちらの記事でも少し触れています。
なので、100℃のカラカラドライサウナより80℃のロウリュサウナの方が遥かに熱く感じるという現象が起きるのです。
ご飯はサウナ後で
お腹が空いた状態でサウナに入るのは良くないんじゃないか?
以前はそう思っていました。
サウナでは心拍数が上がり、運動と同じ効果があると言われています。

運動の前にガッツリ食べる人ってあまりいないですよね?
ととのった後に食べるご飯、いわゆるサウナ飯が超絶うまいという事もありますが、満腹状態でサウナに入ると気持ち悪くなります(笑)
もしどうしてもお腹が空いた場合、私のおすすめはバナナやチキンを軽く食べて空腹が気になりすぎない程度の状態で入る事です。
外気浴中に「今日のサウナ飯は何にしようかな〜」と考えている時もまたととのっちゃいますよね〜。
精子が減る!?
これは最近よく耳にする事です。
でも男性の皆さん、安心してください。
一時は減りますが、後から復活します(むしろ増える事もあるようです)
私と同じ群馬県出身の加藤容崇先生の著書にも詳しく書かれていますし
こちらのサイトにも記載があります。
https://diamond.jp/articles/-/231969
加藤先生は、念のためサウナ室では股間の上にタオルを置いているみたいです。
私は顔が熱くならないように顔にタオルを巻いていますが(超おすすめの巻き方があるので今度記事にします)後半戦はむしろ熱さを感じたいのでタオル on 股間です。というか大半の人がそのポジションですよね。
まとめ
サウナに関する勘違いってまだまだ世間では沢山あって、正しいサウナの入り方、効果、気持ちよさに偏見があると感じています。
現代人にとって必要な要素ばかりなので、世の中のサウナ勘違いあるあるを皆さんで一つずつ解消していけたら嬉しいです!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
きじま